キリスト教日本バプテスト連盟、志村バプテスト教会の沿革

バプテスト教会はルターの宗教改革(1517年)以降に発生した、プロテスタントの一つです。

 バプテストの源流は「ルターの宗教改革は不徹底である」と批判して起こったアナ・バプテスト(再洗礼派)にあります。アナ・バプテストはカトリックからもプロテスタントからも弾圧され、ほとんど大陸から姿を消してしまいました。

 さて16世紀英国では独自の宗教改革によって英国国教会が成立しました。ピューリタン(清教徒と訳されるプロテスタントの一派)たちは、国教会による宗教改革の中道路線(カトリックとプロテスタントの間を採る)を批判しました。その中にアナ・バプテストの影響を受けた者たちもいました。17世紀初頭、この人たちが国教会から分派してバプテスト教会をつくったのです。

 英国に発生したバプテスト教会は米国を経由して日本に伝播しました。米国南部バプテスト連盟が日本での伝道を開始したのは1889年のことでした。その後徐々に加盟教会を増やしていきましたが、戦時下の思想統制に屈し1941年に「日本基督教団」の中に入りました。敗戦後の1947年、バプテストの16教会が日本基督教団を離れ、日本バプテスト連盟を結成しました。

 現在は約280の教会が日本バプテスト連盟に加盟しています。また、日本バプテスト連盟には、西南学院(福岡)、西南女学院(福岡)、日本バプテスト病院(京都)、天城山荘(静岡)などの協力事業体があります。

 また、日本バプテスト連盟は日本キリスト教協議会(6教派・8団体)にも加盟し、他の教派と積極的に協力しています。

 日本バプテスト連盟結成時の16教会の中に日本バプテストキリスト教 目白ヶ丘教会があります。日本バプテストキリスト教 目白ヶ丘教会は1950年に東武東上線ときわ台駅前に常盤台バプテスト教会を生み出しました。その常盤台バプテスト教会より送られた約20名の信徒が、1961年12月3日に志村前野町地区において伝道を開始しました。常盤台バプテスト教会の志村伝道所、これがわたしたちの志村バプテスト教会の前身です。

 翌1962年12月には現在地に礼拝堂が建てられ、精力的な伝道活動が行われます。公文教室との協力や付属幼稚園経営など、地域の教育的課題に取り組むことが伝道開始当初からなされていました。1964年には「志村バプテスト教会」を組織し(宗教法人格も取得)、日本バプテスト連盟に加盟します。
現在もわたしたちの志村バプテスト教会は地域の課題に取り組みながらイエス・キリストの福音を伝道しています。