1964年4月12日、私たちは志村バプテスト教会を組織するにあたって、教会の信仰告白について討議し、私たちが示されてきたバプテスト本来の主張を確認し、以下のように教会の信仰の立場を宣明しました。
- 聖書
聖書は神の霊感によって書かれたものであり、人間の救いを示し、信仰生活について完全な基準を与えるものであると信じます。 - 神
天地の創造主、全能でいましたもう唯一の生ける神を信じます。神は父、子、御霊なる三位一体にていまし、人類救済のみわざと万物の御支配において完全なる人格をあらわしたもうことを信じます。 - 人間の罪
人間は神に従うようにつくられておりながらこれに従いえず、義なる神の前に永遠の滅びを宣告されねばならぬ罪人であることを信じます。 - 救い・選び・聖化
神は、イエス・キリストを信じる信仰によりわたしたちの罪をゆるし、永遠の生命に導き入れてくださることを信じます。神の選びは、神の永遠の目的であり、罪人の救い、新生、聖化を通して行われるものであると信じます。その恵みは福音を信じることによって確認されます。 - 教会
教会は、イエス・キリストを信じバプテスマを受けたものによって形成される自主的な集まりです。教会はキリストをその首(かしら)とし、ひとりびとりはその肢体として、福音の宣教と奉仕をなし、聖なる交わりを深めていくものであることを信じます。 - 礼典
主イエス・キリストにより示され、教会が守り行うべき礼典は、バプテスマと主の晩さんであると信じます。バプテスマは、父、子、聖霊の名によって行われる水の浸礼であり、この形によりわたしたちの罪の死と新しき生命への復活を象徴するものであると信じます。また、主の晩さんは、罪人のあがないのために死なれたイエス・キリストの愛をおぼえ、主の再臨を待望して守るものであると信じます。 - 主の日
週の初めの日は、イエス・キリストの復活を記念する「主の日」であり、この日は礼拝を守り、神のため、また、個々の魂のためにきよく保つべきであると信じます。 - 教会と国家
国の政治機構は神の定めたまえるものであり、人間社会の福祉秩序のために立てられたものであるから、私たちは、私たちの良心の唯一の主にして王の王たるキリストの御むねに反しない限り、国家政府のために祈り、良心的にこれに従うべきものであることを信じます。 - 終末
わたしたちは、この世の終末において神が世をさばかれ、不信なるものには永遠の滅びを定め、信じるものには永遠の希望を与えてくださることを信じます。2014年11月16日更新